奈緒と木梨憲武がW主演するドラマ「春になったら」(カンテレ・フジテレビ系)の第6話が19日に放送された。(※以下、ネタバレあり)
本作は、「3カ月後に結婚する娘」と「3カ月後にこの世を去る父」が「結婚までにやりたいことリスト」と「死ぬまでにやりたいことリスト」を実現していく、ハートフルなホームドラマ。
自分たち父娘のせいで一馬(濱田岳)が芸人を辞め、それに反発した龍之介(石塚陸翔)が家出する事態に責任を感じた椎名瞳(奈緒)は、結婚をやめると宣言。一馬はショックを受けるが、瞳の胸中を察して了承する。
同じ頃、人生ノートを書き終えた雅彦(木梨)は、一度は受け入れたはずの死を前に、やはり瞳と別れるのが寂しいと阿波野(光石研)に本音をこぼす。そして、脳裏にはある考えが…。
一方で、日に日に症状が悪化していることから、中井(矢柴俊博)と加賀屋(葵揚)に自分が末期の膵臓(すいぞう)がんであることを告白する。
一馬との婚約を解消し、これで心おきなく雅彦のことに専念できると思っていた瞳だったが、助産院での仕事が忙しくても、夜勤明けで体が疲れていても、心がどこか落ち着かず、眠りにつくことができない。
そんななか、瞳から結婚をやめたと報告を受けた岸(深澤辰哉)が、突然、椎名家を訪ねて来る。瞳を心配して元気づけようとする岸の優しさに触れ、自らを奮い立たせて助産院へ向かうが…。
放送終了後、SNS上には、「毎回泣いてる。みんな優しいし、みんな幸せになってほしいけれど、そうはいかないんだよね」「雅彦さんのがん患者の心情がリアル。受け入れたつもりでも、いろんな感情が湧いてくる」「今週も泣きどころが満載だったけれど、次週予告の『まだ死にたくないなあ』のひと言で一番泣いた」などの感想が投稿された。
また、瞳の家を訪れた岸が、「友達だからさ、やっぱり心配なんだよ。瞳が元気でいてくれないと」と伝えて励まし、瞳が涙するシーンについて、「すぐ駆けつけてくれるけれど、弱みに漬け込んで抱きしめたりしない岸くんがいい男過ぎる」「岸くんみたいな人が友達だったら、絶対に好きになっちゃう」「岸くん、優しい」「岸くんの瞳への思いが、切なくて優しくて感動した」といった声が集まった。