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デジタルチケットサービス「ふくいMaaS」スタート 福井の電車・バスの利用が便利に

デジタル乗車切符を販売 福井の電車バス利用便利に 画像1
「ふくいMaaS」で販売する企画乗車切符一覧

 

 スマートフォンアプリ「ふくアプリ」を展開する、ふくいのデジタル(福井市)はこのほど、福井県内の経路検索や地域の鉄道・バスなどの企画乗車切符を購入・利用できるデジタルチケットサービス「ふくいMaaS(マース)」の提供を始めた。

 企画乗車切符は、えちぜん鉄道・福井鉄道・京福バスが金土日に29時間乗り放題になる「ふくふくきっぷ」(2900円)や、養浩館庭園・大本山永平寺・一乗谷朝倉氏遺跡を周遊できる交通パス「福旅(ふくたび)」など14種類。購入代金の決済はクレジットカードのほか、「ふくアプリ」で展開する福井県のデジタル地域通貨「ふくいはぴコイン」でもできる。

 ふくいMaaSは、3月16日の北陸新幹線福井県延伸を踏まえ、旅行者や地域住民の利便性向上を考えたサービス。ふくいのデジタルは「福井市など11市町で構成するふくいMaaS協議会と連携しながら地域公共交通の活性化に貢献したい」としている。