ポールだからこそ撮影できたザ・ビートルズの姿とは・・・。ポール・マッカートニーの写真展が今夏、いよいよ日本にやってくる。
2023年、ロンドンのナショナル・ポートレート・ギャラリーのリニューアルオープン記念として、多くのセレブリティが足を運び盛況を博した『ポール・マッカートニー写真展 1963-64~Eyes of the Storm~』 が、7月19日から東京・港区の東京シティビュー(六本木ヒルズ森タワー52階)で開催される。
1962年にデビューし、瞬く間に世界を熱狂させるトップミュージシャンとなったザ・ビートルズ。本写真展は、ジョン・レノン、ポール・マッカートニー、ジョージ・ハリスン、リンゴ・スターの4人が、「エド・サリバン・ショー」でアメリカを席巻し社会現象となった、1963年12月から1964年2月までの約3カ月間の記録。ポール自身が撮影したものや、60年前からネガやコンタクトシートのままでプリント化されてこなかった貴重な写真を含む約250枚が展示される。
2023年6月にナショナル・ポートレート・ギャラリーで開催された世界巡回展のオープニングでは、ポール・マッカートニーが会場に駆けつけ、親しいミュージシャンやビートルズメンバーの家族も参加。展覧会の来場者からも「ポップカルチャーにおける極めて重要な瞬間を記録している」(Guardian)と好評を得ている。その高い評価を得た展覧会が、いよいよ日本で開幕する。ロンドン同様、音声ナビゲートはポール自身が担当し、当時の考察などを本人が語る。
今回の展覧会についてのインタビューに応えたポールは「何年も経って、またそれらの写真を見て、歴史的記録、文化的記録としても振り返ることができてとてもうれしく思う。なぜって、ビートルズの内側から、誰もできないアングルからその時代を記録しているからね。ユニークで特権的なアングルから撮影しているんだ」と述べている。
本展覧会の開催期間は7月19日~9月24日まで(会期などは変更になる場合あり)。入場料・前売り券は4月以降に発売予定。詳細は決定次第、ポール・マッカートニー写真展公式サイトなどで告知する。
60年の時を経た今だからこそ知ることができる、「ビートルズマニア」の当時の熱狂や、メンバーだからこそおさめられた貴重なビートルズメンバーの知られざる姿を、あなたもその目で確かめてみては。
MPL Communications
© National Portrait Gallery, London.
Exhibition curated by Sir Paul McCartney with Sarah Brown on behalf of MPL Communications Limited and Rosie Broadley for the National Portrait Gallery, London, and presented by Fuji TV.