カルチャー

第32回林忠彦賞の受賞作が奥山淳志さんの 「BENZO ESQUISSES 1920-2012」に決定

 第32回林忠彦賞の選考が行われ、78点の応募作品の中から厳正な審査の結果、奥山淳志さんの「BENZO ESQUISSES 1920-2012」(ベンゾウ エスキース)が受賞した。4月20日に授賞式が行われる。

 林忠彦賞は、戦後の写真界に大きな足跡を残した、山口県周南市(しゅうなんし)出身の写真家・林忠彦氏の多彩な業績を記念し、周南市が周南市文化振興財団とともに創設した賞。時代ととともに歩む写真撮り続けた林忠彦氏の精神を継承し、未来を切り開く写真家の発掘を目指すもの。

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 受賞作品は、作者の奥山さんが、北海道の大自然の中で自給自足で暮らし、絵描きへの夢はかなわなくても絵を描き続けている井上弁造さんと出会い、井上さんが2012年に92歳で亡くなったのちも現在まで、26年にわたり彼の生きざまを写真で伝え続けている。2018年に「BENZO 弁造」、翌年は「庭とエスキース」にまとめあげ、この「BENZO ESQUISSES 1920-2012」が3作目となる。

 授賞式は、4月20日の14時~16時まで周南市の遠石会館 千歳の間で行う。授賞式への参加は無料。また、受賞記念写真展を4月20日~4月29日まで周南市美術博物館で開催する。さらに4月21日には、受賞した奥山さんのトークショーも行う。

奥山淳志さん
奥山淳志さん