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お花選びも環境に考慮 6月の環境月間に合わせ MPS認証の生花を販売

 お花屋さんの店先でお花を選ぶ時も、環境によりやさしい選択をすることができる。日比谷花壇(東京)は6月の環境月間に合わせ、6月4~30日の期間、環境に配慮して生産されたMPS認証取得の生花を販売する。エシカルなラッピングを採用した置き型の花束「Chouchou Fleur(シュシュフルール)」では、ブルーを基調とした新柄のラッピングペーパーで、父の日や夏に向けたフラワーギフトを選べる。

  MPS認証というのは、オランダ発祥の花き業界における総合的な認証システムで、花の生産や流通上の環境負荷の低減、鮮度や品質の管理、社会的な責任に対する取り組みを認証するもの。オランダ語の「Milieu Programma Sierteelt(ミリイュウ プログラマ シールティルト)」の頭文字をとって「MPS」と呼ばれている。

 日比谷花壇では、千葉県南房総市の青木園芸のアジサイや、同市の折原園芸のヒマワリなどを中心に販売する予定。また一般的に花束の資材にはプラスチック製品が多く使われているが、プラスチックごみの削減の取り組みとして、シュシュフルールに使用するプラスチックカップは無漂白の紙製カップへと変更。ラッピングペーパーも環境にやさしい素材へと切り替えている。父の日や夏の贈り物に最適な、さわやかなブルーの色合いのラッピングペーパーを新たに用意している。 MPS認証の生花を販売する店舗は、 HIBIYA KADAN、Hibiya-Kadan  Styleの一部店舗。