SDGs

サステナブルな未来を目指すスタートアップ企業を支援 「JAアクセラレーター」、9社の成果発表をYouTube「あぐラボチャンネル」で公開

社名の入った旗を持つ、プログラムに採択された9社の代表者ら。最後列左から3番目は、JA全農 桑田義文理事長、あぐラボ荻野浩輝理事長は最後列左から4番目

 「食と農、くらしのサステナブルな未来を共創する」をテーマに、革新的なアイデアや技術をもったスタートアップ企業を募集・選抜し、その成長を短期間で集中的に支援する、JAグループのプログラム「JAアクセラレーター」(一般社団法人AgVenture Lab・東京、以下「あぐラボ」)。JAグループ店舗をはじめとする各種インフラ、顧客ネットワークなどを活用しながら、食と農とくらしに関連したさまざまな社会課題の解決、イノベーションビジネスの育成を目指している。

 今年度行われた同プログラム第6期には、応募総数207件から採択されたスタートアップ9社が参加。約6カ月間にわたり、JA全農と農林中央金庫の職員の協力を受けながら、JAグループの資源やあぐラボの施設などを活用し、実証実験やビジネスプランのブラッシュアップを実施した。今回は、新たに設置した「北海道枠」で採択された2社も加わり、ホクレン農業協同組合連合会の協力を得ながら北海道での実証実験を行った。

 第6期の成果発表会「DEMO DAY 2024」が、11月6日に東京都内で開催された。その様子を、11月9日(土)にYouTube「あぐラボチャンネル」で公開した。発表企業9社は、NoMy Japan株式会社、株式会社レグミン、株式会社WAKU、カルテック株式会社、AUDER株式会社、株式会社ストラウト、株式会社Perma Future、amu株式会社、株式会社INGEN。

 AgVenture Labは、JAグループの全国組織8団体(全国農業協同組合中央会・全国農業協同組合連合会・全国共済農業協同組合連合会・農林中央金庫・一般社団法人 家の光協会・株式会社 日本農業新聞・全国厚生農業協同組合連合会・株式会社農協観光)が2019年5月に共同で開設したイノベーションラボ。JAアクセラレーターのほか、学生対象の企業アイデアコンテストなど、スタートアップのすそ野を広げるための活動を展開している。