エンタメ

「ザ・トラベルナース」 “柚子”森田望智が“五味”段田安則に余命宣告… 「ナースが勝手に余命を言うのはアカンな」

 岡田将生と中井貴一が主演するドラマ「ザ・トラベルナース」(テレビ朝日系)の第5話が、14日に放送された。(※以下、ネタバレあり)

 本作は2022年に放送された「ザ・トラベルナース」の続編で、トラベルナース・那須田歩(岡田)とスーパーナース・九鬼静(中井)の看護師コンビが医療現場を改革していく医療ヒューマンドラマ。脚本は「ドクターX~外科医・大門未知子~」などを手がける中園ミホ氏が担当。

 ある日、静の同級生・五味武久(段田安則)が、がんを患い、偶然に西東京総合病院に入院してくる。ところが入院初日から、五味は歩もあきれ返るほど、見舞いに来た会社の部下たちにパワハラをしていた。

 そして、私物を届けに来てくれた部下・茶谷啓介(中島広稀)に罵詈(ばり)雑言を浴びせたかと思えば、検温しようとする中堅ナース・金谷吉子(安達祐実)と新米ナース・中村柚子(森田望智)のことも高圧的な態度で罵声を浴びせる。

 一方、吉子は半人前のくせに文句ばかり言っている柚子を厳しく指導していた。ところがついに不満を爆発させた柚子が「完全にパワハラだ」と、看護部長・愛川塔子(寺島しのぶ)に直訴する。 塔子は、吉子のプロ意識に理解を示しつつも、注意を促すが…。

 その後、病状悪化により手術適応外となった五味は、さらに横暴になり、その態度に柚子は激怒。さらに医師でもないのに勝手に余命宣告してしまい、それを見た吉子は柚子に痛烈なビンタを!

 この一件を知った院長・薬師丸(山崎育三郎)が塔子に対し、吉子の解雇を示唆する。すると、塔子は「ナースは感情的になっても良いと思います」と反論する。一方、死期が近づく五味の心に、静は懸命に寄り添おうとするが…。

 放送終了後、SNS上には、「静が余命が迫った五味に事務的な会話から広島弁で話しかけた所で涙腺が崩壊してしまった」「ナースとして全力で寄り添い見送る中井貴一さんの演技力は、最高にすばらしかった」「パワハラの自覚ない静さんて…笑」などの感想が投稿された。

 このほか、「ナースが勝手に余命を言うのはアカンな」「吉子がなんで休まないといけないの? ゆずっこの発言の方が問題じゃないの?」「薬師丸院長、議員と一緒に何かをたくらんでいる?」「院長のダークなシーンが増えてきてゾクゾクする」といったコメントも投稿された。

ザ・トラベルナース(C)テレビ朝日