東京都は、多様で柔軟な働き方を実践する企業をたたえる「Tokyo Future Work Award 表彰式」を開催した。大賞にはITを活用して業務の効率化に取り組む、水道業の富士水質管理株式会社(東京都世田谷区)が選ばれた。あいさつした同社の白山隆一社長は「社員一人一人の毎日の小さな積み重ねが今回の大賞につながった。社員と喜びを分かち合いたい」と述べた上で、水道インフラを支える一企業として、現在業界全体で取り組んでいる能登半島地震の復旧・復興のために大賞賞金50万円を全額、同地震の被災地に寄付することを表明した。
当アワードは「東京の未来の働き方推進事業」の一環で、サステナブルな働き方に取り組む企業を認定する「東京サステナブルワーク企業」登録の推進や社会保険労務士など専門家の派遣を無料で実施している。
東京の未来の働き方推進事業:https://mirai-hatarakikata.metro.tokyo.lg.jp/