約400年の歴史を持つ世界遺産の「佐渡島の金山」。その魅力を体験できる観光チケット「金ぶらフリーパス」(新潟県観光協会・新潟市)が10月31日まで販売されている。史跡の散策はもちろん、小判作り体験などもあってちょっと面白い“金の旅”。坑道内を歩きながら楽しめるアトラクションもあるから、子どもとの旅にもおススメだ。
このチケットは、2日間にわたって「史跡 佐渡金山」やガイダンス施設「きらりうむ佐渡」への入場ができるのに加え、佐渡の金文化を体験できる「小判作り体験」もセットになったフリーパス。江戸時代の採掘坑道で国史跡「宗太夫坑」と、明治以降の機械掘坑道で国重要文化財・国史跡「道遊坑」を歩きながら、採掘の歴史を肌で感じることができる。
ガイダンス施設では30分の迫力ある映像や展示で、佐渡金銀山の全ぼうをつかめるから、史跡散策の予習ができそうだ。小判作りの体験は約1時間。専用粘土を焼成して、自分だけのオリジナル小判を作って思い出に。「佐渡奉行所跡」「相川郷土博物館」にも、割引料金で入場できる。
チケットはWEB(事前予約制)か相川観光案内所でも購入できる。料金は大人(中学生以上)2500円、小人(小学生)1500円。