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揚げ物油の使用量を削減、揚げ時間を短縮し、冷めてもおいしい画期的な技術「BBFRY」の導入 飲食店・協力企業を藤商が募集

 藤商(東京)が展開する、電源も薬剤も不要で揚げ物油を削減する特許技術「BBFRY」。ステンレス製の筒状の中にある球体バイオセラミックス(特許取得済み)をフライヤーの中に入れて揚げ物作業。BBFRYは40度以上の油に加熱されると1秒間に50兆回以上の共鳴共振波を発生させる。この共鳴共振波が油の酸化を防ぎ、“粘度”を下げてサラサラに保ち、揚げ物から油が落ちやすくなる。

 結果的に吸油率を大幅に下げ、油の使用量を削減。吸油率が少ないため、冷めてもサクッとおいしい揚げ物が完成する。揚げ時間も短縮できるという。この画期的な技術を広く店舗に購入してもらい、普及させたいと、同社は「BBFRY普及委員会」をこのほど立ち上げた。導入企業だけでなく、普及への協力企業も募っている。

 資源や食料品の供給や価格の安定が社会課題となっている中、昨今の食料品の値上がりは飲食店の資源調達や適正な利益確保の面からも、経営に大きな影響を与えている。そのような中、飲食店の揚げ物油を削減する技術「BBFRY」の普及により、社会課題の解決と資源保護に寄与していくことが狙い。

   効果を実体験できる2週間無料トライアルを用意し、2025年度中に50店舗への取り組みを目指しているという。詳細は「BBFRY普及委員会」公式サイトで確認でき、問い合わせはサイト経由で専用フォームから行える。