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砂つながりで生まれた「SAND ALLIANCE COFFEE」 新橋で鳥取・ヨルダン砂同盟フェア 

 

 ヨルダンのワディ・ラム砂漠の砂と、鳥取砂丘の砂を使って焙煎したコラボコーヒーが、東京のとっとり・おかやま新橋館2階「ももてなし家」で味わえる。8月28日(木)までの期間限定で開催されている「鳥取・ヨルダン砂同盟フェア」。分断と対立の時代、こういう平和な同盟が楽しめる機会は貴重だ。

 鳥取県は、大阪・関西万博の「関西パビリオン」の1区画に、鳥取県の代表的な観光資源である「鳥取砂丘」の砂を敷き詰め再現した「鳥取無限砂丘」などさまざまな要素を詰め込んだ「鳥取県ゾーン」を出展。「砂」を共通のモチーフとするヨルダン館やサウジアラビア王国館などと一緒に8つのパビリオンで、国境を越えて砂でつながる出展地域間連合「サンド・アライアンス」を結成した。この“同盟”を象徴する一つが「SAND ALLIANCE COFFEE(サンド・アライアンスコーヒー)」。平井知事の「スタバはないけど、スナバはある」という発言をきっかけに生まれた、鳥取で愛されているご当地コーヒーチェーン「すなば珈琲」が開発した。

 万博会場での好評を受け「すなば珈琲」各店舗でも提供を開始。首都圏でもこのコーヒーの味と「サンド・アライアンス」について知ってもらおうと、期間限定でとっとり・おかやま新橋館2階「ももてなし家」で「鳥取・ヨルダン砂同盟フェア」を開催している。アイスコーヒーに砂に見立てた風味豊かな鳥取県産きなこを自分でふりかける「SAND ALLIANCE COFFEEフロート」や、ヨルダンの伝統菓子「バクラヴァ」と一緒に楽しめるセットなど、このフェアでしか味わえないメニューもある。「SAND ALLIANCE COFFEE」関連ドリンクは一日限定40杯。