
保育施設向け紙おむつサブスクリプションサービス「おむつカンパニー」を展開するブリッジウェル(東京)は、同サービスを埼玉県春日部市の全公立保育所(指定管理を除く)にこのほど導入した。さらに、春日部市と災害時の物資提供協定を締結。災害発生時には保育園に在庫している紙おむつを地域社会に無償で提供する。
「おむつカンパニー」は、月額制で保育園での紙おむつとおしりふきが使い放題になるサービス。保育施設に紙おむつを必要な時に必要な量だけ提供することで、保育士は園児ごとの紙おむつの個別管理から解放され、より子どもたちと向き合う時間を増やすことができる。保護者にとっても、毎日の紙おむつの準備や持ち運びの手間が省ける。通常時は保育施設の運営をサポートしながら、万一の災害時には、保育園で保管しているサブスク用の紙おむつ在庫が地域住民の支援にも役立つ仕組みを構築していく。
「おむつカンパニー」現在、全国60自治体以上で採用されている。サイト上で、公立保育施設での導入事例(福井県南越前町・東京都新宿区)も紹介している。