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トリノ発祥の老舗カフェ「ビチェリン」 初のジェラテリアが東京・高輪にオープン

 

 イタリア・トリノ最古のカフェ、ビチェリン。この名を冠したチョコレートドリンクは文豪ヘミングウェイにも愛されたことで有名だ。このカフェ初のジェラテリア「Bicerin NEWOMAN TAKANAWA」(ビチェリン・ファミリアーレ・東京)が9月12日(金)に、東京・高輪にオープンする。

 トリノのビチェリンは1763年創業。イタリア初代首相カブール、哲学者ニーチェなど数々の著名人に愛された伝説の老舗カフェだ。今やあちこちで楽しめるチョコレートドリンク「ビチェリン」は、ヘミングウェイに「世界で残すべき100の物」の一つに選ばれたといわれる。オペラ『ラ・ボエーム』の作中に登場する『カフェ・モミュス』のモデルにもなったとされ、トリノ本店は小さな店ながら今や多くの観光客が目指す場所になっている。

 高輪にオープンする店では、ビチェリンやさまざまなスイーツはもちろん、特別なジェラートも味わえる。ショップエリアでは、接待の手土産として愛されているイタリア語で「貴婦人のキス」を意味する伝統的な焼き菓子「バーチ・ディ・ダーマ」や、数々の食品コンテストで受賞している「Bicerinコーヒーサンド」などを購入できる。