
補聴器メーカーのリオン(東京都国分寺市)は、世の中のさまざまな「音」の中から、1年を象徴する印象深い音について調査し「2025年『心に残った音』トップ10」を発表。第1位は「女性初の首相誕生、国会に響き渡った拍手と歓声」だった。
調査は11月下旬にインターネットを通じて実施。1000人の回答を集計した(複数回答)。候補となる音は注意喚起音、自然音、歓声、人工音、機械音、ニュース報道の一部(声)、テレビ番組やテレビCMの効果音など。
1位の「女性初の首相誕生」について、リオンは「決定の瞬間、国会に響き渡った拍手や歓声は、日本政治史に新たな扉が開かれたことを、多くの人に強く印象づけたのではないでしょうか」と分析。
2位はMLBワールドシリーズ第7戦「日本人選手が導いた大リーグ二連覇の達成、スタジアムに響き渡った大歓声」、3位は「日本各地で開催された花火大会やお祭りの音」だった。
以下、第4位「熊の目撃相次ぐ、罠にかかった熊のうなり声や住宅街に響いた発砲音」、第5位「大阪開催の万博、文化と交流が織りなすパビリオンを楽しむ声」、第6位「サッカー日本代表、ブラジル撃破! 沸き立った歓喜の声」、第7位「東京の世界陸上、選手たちの躍動を後押しした大声援」、第8位「紛争地域における爆発音」、第9位「戦後80年、各地で響いた平和への祈りの鐘」、第10位「ノーベル賞受賞が決定、会場を包んだ祝福の拍手」が続いた。
「心に残った音」は2011年から調査、今年で15回目。









