カルチャー

将棋の発展願い「研修会」支援 上月財団が将棋連盟に100万円

日本将棋連盟の清水市代会長(右)に助成金の目録を贈る上月財団の村田哲也常務理事

 上月財団(理事長・上月景正コナミグループ代表取締役会長、東京都港区)は3月30日、日本将棋連盟(東京都渋谷区)が将棋人口の裾野拡大などを目的に全国6カ所で実施している「研修会」事業を応援するため100万円を同連盟に助成した。上月財団の村田哲也常務理事が同日、東京都内の将棋会館を訪れ、日本将棋連盟の清水市代会長に助成金の目録を手渡した。

 研修会は、20歳以下の少年少女(有段者)や女流棋士を目指す25歳以下の女性が参加し、対局する。連盟が将棋会館など全国6カ所で毎月原則第2、第4日曜日に開催。プロ棋士の指導もあり、多くの研修生が棋士としての必要な礼儀作法を学びながら、同世代の仲間らと共に将棋の実力を磨いている。

 村田常務理事はこの日、将棋タイトル戦の一つ、棋王戦コナミグループ杯を特別協賛するコナミグループ(東京都中央区)の松浦芳弘取締役と共に将棋会館を訪問。日本将棋連盟は清水会長と千葉幸生常務理事が応対した。

将棋文化の裾野拡大に関して意見交換する日本将棋連盟の清水市代会長(左)と千葉幸生常務理事=東京都渋谷区の将棋会館、2026年3月30日

 

 村田常務理事は「コナミグループの創業者が設立した上月財団はこれまでスポーツ、教育、文化の諸活動を応援しています。将棋文化の裾野を拡大している研修会の発展にも貢献したい」と助成の趣旨を伝えた。棋王戦の対局が行われる地方の将棋人気を知る松浦取締役は「前夜祭など多くの将棋ファンでとても盛り上がっています。研修会がさらに充実し、将棋文化の発展につながることを願っています」などと話した。

日本将棋連盟の清水市代会長(右奥)と千葉幸生常務理事(右手前)に上月財団の活動を説明する村田哲也常務理事(左奥)。左手前はコナミグループの松浦芳弘取締役

 清水会長は「大変ありがたい助成です。将棋の未来を担うプロを目指す研修生や将棋文化を学ぶ研修生たちの励みになります。最近将棋は知育的な面からも注目されています。学業にもプラスになるなどの側面があり、保護者の将棋への関心が高まっています。将棋の持つさまざまな可能性を今後も広げていけるよう挑戦し、会長の使命を果たしていきたいです」と話した。