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生ごみを分解し、水やバイオガスとして再利用する技術 大阪・関西万博で注目され自治体の設備などに採用

 ダイセン・メンブレン・システムズ(東京)が開発・製造・販売する「MOLSEPチューブラー型膜モジュール」が国内外から注目されている。

MOLSEPチューブラー膜モジュール

 きっかけとなったのは大阪・関西万博の「日本館」プラントエリアの設備だ。万博会場内から集めたごみを微生物の働きで分解し、水やバイオガスとして再利用するバイオガスプラントを受注したカナデビア(大阪市)から受託され、ダイセン・メンブレン・システムズが再利用設備の設計製作を担った。

 万博の日本館敷地内の1500平方メートルという狭い範囲に、生ごみの受け入れ、破砕処理、メタン発酵処理、バイオガスの取り出しと発電などのガス利用や二酸化炭素の利用、汚泥処理後の汚水の排水処理や処理水の再利用を完結させることができる設備を構築した。

 再利用設備は、排水処理設備の処理水を円筒形のチューブラー型膜ユニットで分離し、日本館の「水盤」で再利用した。このチューブラー膜を国内で生産・販売するメーカーは同社だけという。

 MOLSEPチューブラー型膜モジュールは万博終了後、国内の自治体のメタン発酵実機施設で採用されているほか、世界各国からも注目されている。同社は「日本を起点に世界へ広がる循環型社会の構築と発展に向けて貢献を続けていく」としている。

MOLSEPチューブラー型RO膜ユニット