カルチャー

長く愛される絵本、出版の舞台裏までのぞいてみよう 神戸ファッション美術館で特別展「ずっとつながる えほんの世界―偕成社 子どもの本展―」

 『ノンタン』シリーズ、『はらぺこあおむし』、『からすのパンやさん』、『100かいだてのいえ』シリーズ、『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』シリーズ――。世代を超えて読みつがれているロングセラー作品を中心に、絵本や読み物の魅力と作品の世界に触れることができる展覧会が、神戸市の神戸ファッション美術館で6月20日(土)から8月30日(日)まで開催される。

 同美術館と神戸新聞社の共催による特別展「ずっとつながる えほんの世界―偕成社 子どもの本展―」。展示内容は、パネル(解説パネル、年表、紹介パネル等)約70点、造作(巨大絵本、フォトスポット、立体造作、ベンチ等)約50点、美術関連展示(原画、複製原画、挿絵・ラフ関連、その他資料)約60点、書籍展示約200冊。作品そのものの魅力だけでなく、原画、複製原画、ラフ、編集資料、著者とのやりとり、映像、立体造作等を通して、子どもの本が生まれる背景にも焦点を当てる。

 例えば、『はらぺこあおむし』(エリック・カール 作 もりひさし 訳)は、出版当時の資料などを初公開。「『ノンタン』シリーズ」(キヨノサチコ 作・絵)は、色鮮やかな原画とラフ原稿から、長年愛されるヒミツが発見できるかも。「『かこさとし おはなしのほん』シリーズ」(かこさとし 作・絵)は、映像資料、複製原画などを展示。「『100かいだてのいえ』シリーズ」(いわいとしお 作)は、ラフスケッチや原画をとおしてダイナミックな世界を体感できる。また、「えほんのひろば」コーナーには、世代を超えて読み継がれている偕成社の子どもの本が勢ぞろいする。

 同美術館の開館時間は、10時~18時(入館は17時30分まで)。金・土曜、7月19日(日)は10時~19時30分(入館は19時まで)。休館日は月曜日(7月19日は開館)、7月21日(火)。観覧料は、一般1400円、大学生・神戸市外在住の65歳以上は700円、高校生以下・神戸市内在住の65歳以上は無料。