英語は仕事に必要、海外に出かける前に英語を習いたい、教養のために英語を身に付けておきたい──さまざまな目的で英語を学んでいる人が多いが、その実態はどうなのだろう? イード(東京)がこのほど、英会話に関する情報サイト「ミツカル英会話」において実施した「英語学習」に関するアンケート調査によると、20代、30代が英語の学習に熱心なことが明らかになった。調査期間は5月23日~5月30日。調査対象は、現在、英語(または英会話)学習において有料サービス・教材を利用している人で、1484人(男性806人、女性678人)が回答した。
回答者の年代を調べると、「30~39歳」が38.1%、「20~29歳」が30.8%で、約7割が20代と30代だった。男女比では、54.3%が男性、女性が45.7%で、地域別では、回答者のうち46.0%が関東地方在住と最も多く、職業の属性では76.4%が会社員となっている。
最も利用されている英語学習サービスは、オンライン英会話で51.2%、2位はアプリの46.9%、次いで、昔からのおなじみである英会話教室が36.2%で続いた。オンライン英会話はコロナ禍以降で急速に利用者が増えた格好だが、オンライン英会話を利用している理由としては「英会話教室より料金が安いから」が最も多い。また、「英会話教室」を利用している理由としては「直接対面で英会話を学んだ方が成長できそうだから」との回答が目立っている。英会話は直接話すことが大切と思っている人が少なくないようだ。