これまでの福祉車両にはない、カッコよさ、ワクワクする搭乗感だ。新日本自動車振興協会(東京、以下シン自興)が、オープンエアの観光バスと人力車をイメージしたカスタムカー「電力車‐ami1000™」を作り上げた。1月12日(金)~14日(日)に千葉県・幕張メッセで開催される「東京オートサロン2024」で展示発表する。
「電力車-ami1000™」は、日本初の商業軽EV(Electric Vehicle、電気自動車)であるHW ELECTRO社(東京)のELEMO-Kをべースに、日本のモータースポーツやカスタムカルチャーを支える職人たちと、JDM界のカリスマ・稲田大二郎氏が作った新しい形のカスタムカー。障がいの有無や年齢、生活環境を超えて観光を楽しむユニバーサルツーリズムカーだ。電気100%で動き、災害時には電源車としても利用可能。“ami(アミ)”はフランス語で「友人」を意味し、このクルマを世界中の観光地に1000台配置し、観光が困難な人々を乗せてハッピーな体験を提供することを目指している。
展示ブースは、幕張メッセの国際展示場3ホール・コンコース。同じく3ホール(ブース番号304)の「NPOオプションランド」ブースで、常時説明と取材対応をする。また、シン自興は、「<カスタムカーで観光、移動、日常をサポート>するプロジェクト」に参加する法人メンバー(運営法人・利用法人・開発法人)などを募集している。