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強さや活躍よりもユーモアが愛される“アントマン”に注目 ポール・ラッド「スコット・ラング=アントマンは自分を楽しんでいる」

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 本作は、そんなユーモアあふれるアントマンが、あのサノスをも超えるとうわさされているマーベル史上最凶の敵・カーン(ジョナサン・メジャース)に家族と共に立ち向かう。

 アントマンを演じているラッドは「スコットは自分の知名度の低さを楽しんでいます。彼は自分の名声のレベルが好きなのです。でも、予告編を見ると彼はスパイダーマンと混同されているけどね」と語る。

 また、「前作から大きく変わったのも確かです。『アントマン&ワスプ』が終わってから、いろいろなことが起こった。そして今、スコットは『これからの人生、どこへ行こうか』と考えていると思う。彼はまだ娘と仲が良く、次の章を楽しみにしています。ただ、人生でもそうですが、その章は自分が期待するものとは違うものなのです。そして、あっという間に出来事の連鎖が起こり、かなり大きな物語に突き進むことになるのです」と明かした。

 カーンに立ち向かうも、アントマンは愛娘のキャシー(キャスリン・ニュートン)を人質に取られてしまい、“娘を救うには世界を犠牲にせざるを得ない”という究極の選択を迫られることに…。ファンからも愛されるユーモアあふれる人間性にも期待しつつ、人類の想像をはるかに超えた量子世界を舞台に繰り広げられる、アントマン“最後の戦い!?”を、ぜひ劇場で堪能してほしい。

(構成/田中雄二)

(C)Marvel Studios 2022