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米倉涼子&松本穂香、フィリピンでのロケで「彼らはそれでも生きていかなければいけないんだと考えさせられた」 「エンジェルフライト 国際霊柩送還士」【インタビュー】

米倉涼子&松本穂香、フィリピンでのロケで「彼らはそれでも生きていかなければいけないんだと考えさせられた」 「エンジェルフライト 国際霊柩送還士」【インタビュー】 画像1

-そうした場所でのロケはなかなかないことですね。

松本 そう思います。

米倉 現地の方でもなかなか行かない場所だと聞きましたから。

-では、それぞれが演じた役柄についても教えてください。

米倉 私が演じている伊沢那美は、エネルギーと情熱が全て表に出る女性です。思っていることは隠さず、全ての感情を出すので、フィルターがない人物だと思います。私自身も感情を隠すのは得意じゃないので、演じやすかったです。

松本 私が演じた凛子は那美さんとは逆で、感情の出し方が分からないという女性です。その気持ちはよく分かりますし、キャラが濃い人ばかりの会社の中に新入社員として入っていったら、なかなか自分を出していくのは難しいと思うので、そういった点では理解しやすいキャラクターでした。

-自分の母親に宛てたメールの中で、母親のことを「ははさま」と呼んでいるのも印象的でした。

松本 その後の展開を見ていくと、どうして「ははさま」と呼ぶような親子関係になっているのかが分かってくると思うので、そこもぜひ注目してください。

-改めて、配信を楽しみにしている人たちに向けて、見どころを教えてください。

米倉 ドラマでは、ご遺体とご遺族の関係性や、その人それぞれの物語をいかに前向きにとらえて思い出づくりをして締めくくるかを描いています。国際霊柩送還士というお仕事を通じて、家族、恋人、友人、そして世界中の人たちとの命のつながりを感じていただけると思いますので、ぜひご覧ください。

松本 突然亡くなった方の後悔や、あとに残されたご遺族の悲しみなど、見ている方それぞれに共感できるエピソードがたくさんあると思います。毎回、豪華ですてきな役者さんがゲストとして出演されていますので、ぜひそこも注目していただけたらうれしいです。

(取材・文・写真/嶋田真己)

「エンジェルフライト 国際霊柩送還士」

 Amazon Originalドラマ「エンジェルフライト 国際霊柩送還士」は、3月17日からPrime Videoで配信スタート。