カルチャー

サントリーパブリシティサービスが京阪沿線でリレーコンサート 若手音楽家を育成し地域活性化に貢献

枚方公演でデビューした4名のアーティスト

 

 文化施設運営などを手がけるサントリーパブリシティサービス(東京都江東区)は、京阪電鉄沿線で「京阪フレッシュアーティスト・リレーコンサート」を3月から4月にかけて開催、このほど経緯と概要を公表した。

 同社によると、この企画は大阪府枚方市や京都府宇治市、八幡市など沿線6市の文化ホールと二つの民間企業で実施する共同事業。新型コロナの影響で公演数が大幅に減少し「京阪沿線に音楽ホールを構える6市の文化施設の共同コンサートも、中断を余儀なくされ次世代音楽家たちの成長機会が失われた」と指摘。2022年、6市の文化施設は共同コンサートを再開し、その後二つの企業が加わって「京阪フレッシュアーティスト・リレーコンサート」として再企画したという。

 枚方市総合文化芸術センターで開かれた枚方公演は3月17日に開催。枚方にゆかりのある若手音楽家が出演した。このほか、門真市民文化会館、宇治市文化センターなどのほか、ショッピングセンターでもコンサートを開催。「今後も地域に合わせた取り組みや文化活動のサポートを行い、地域活性化に貢献していきたい」としている。