全国道の駅連絡会(東京都江東区)とNTT東日本グループのテルウェル東日本(同)は、道の駅公式オンラインショッピングサイト「道の駅マルシェ」を開設した。道の駅のブランド力を生かして、対象となる全国1213駅(2024年4月現在)各地域のこだわり商品やオリジナル商品など「ほかでは取り扱いがないような商品をラインアップする」という。
当初は40駅50商品程度から開始し「3年後には300駅の1千商品以上まで拡大する予定」としている。全国道の駅連絡会によると、道の駅は、地場産品の販売などを通じて地域社会経済の拠点として貢献している一方で、従業員の人手不足対策、新たな集客・収益確保、DX(デジタルトランスフォーメーション)への対応といった課題も抱えているという。
道の駅マルシェを通じて「商品だけでなく各地域の道の駅や生産者の魅力も伝え、道の駅の利用経験者やファン層を中心に幅広いターゲットに事業展開したい」と説明している。