冬の奥嵐山で平安貴族のように過ごす 体を温め癒やす鴨の朝鍋に季節湯、漢方茶も

　思い切って平安貴族のような過ごし方で、京の冬を楽しむプラン。「星のや京都」（星野リゾート・長野県軽井沢町）は、12月10日（水）〜2026年2月28日（土）の期間、冬の奥嵐山で平安貴族さながらに心身を温めて過ごす「奥嵐山の香温滞在」を、1日1組限定で提供する。

　平安貴族が四季折々の渓谷の風景を愛でた、風光明媚な奥嵐山にある宿。冬には水墨画のような風景が広がり、川のせせらぎや鳥の羽ばたく音など、自然の音が響き渡る静寂な空間だ。重ね着や香りをたきしめることで冬を快適に過ごしていた平安貴族にならい、専用の屋形船を貸し切り、水墨画のような冬の奥嵐山の風景を独り占めしながら、鴨の朝鍋を味わう体験。12月はユズ湯、1月は松湯、2月は大根湯と、月替わりの季節湯に加え、国産の生薬をブレンドしたオリジナルの入浴剤「時忘れの湯」で体を芯から温め、心と体の疲れを癒やすことができる。

　また、京都の老舗香木店の指導を受けたスタッフが調合した練香を香炉でたきしめ、平安貴族さながらに衣服や寝具、客室に香りをまとわせて、心穏やかなひとときを過ごせる。

　料金は1組1人7万2600円、2人7万5020円（税・サービス料込み、宿泊料別）。予約は公式サイトで7日前まで受け付けている。