
特許庁は、広報誌「とっきょ」66号で、アパレル業界での知財活用の最前線を特集した。
特集は二つ。一つが「スマートアパレルという未来の可能性に『知財』を『投資』する!」と題し、東京大学発のベンチャー企業、Xenoma(東京都大田区)代表取締役CEOの網盛一郎氏にインタビューした。伸縮性エレクトロニクス技術を核に、衣服そのものをセンサーとするスマートアパレル「e-skin(イースキン)」を開発したXenomaは、知財を「投資」と捉え、事業成長の基盤として積極的に活用。インタビューでは知財戦略について聞いた。
もう一つの特集は、Spiber(山形県鶴岡市)の取締役兼代表執行役、菅原潤一氏へのインタビューで、見出しは「新素材技術で拓き、知財が支える、持続可能なウェルビーイングへの貢献」。同社が開発した次世代タンパク質素材「Brewed Protein」が環境負荷を大幅に低減するとして多くの分野から注目されている。特集は、知財を多角的に活用する取り組みについて紹介している。
特許庁は、誌面では伝えきれない知財の可能性を届けたいとして動画「観る『とっきょ』」を公開している。









