エンタメ

ジョージア大使 、新作「桃鉄」の体験プレイで快勝 「ジョージアを身近に感じてもらえる機会でうれしい」

左からダビド博士、桃太郎、レシャバ駐日大使、曽我氏(C)さくまあきら (C)Konami Digital Entertainment
左からダビド博士、桃太郎、レシャバ駐日大使、曽我氏(C)さくまあきら (C)Konami Digital Entertainment

  コナミデジタルエンタテインメント(東京)は新作ゲーム「桃太郎電鉄ワールド ~地球は希望でまわってる!~」(以下、桃鉄)のプロモーションイベントを6日、都内で開催し、桃鉄ファンであるジョージア大使館のティムラズ・レジャバ駐日大使(以下、大使)を招き、大使の故郷のジョージアを目指すプレイを披露した。

  PRイベントは、大使が桃鉄を楽しむ様子をSNSへ投稿してくれたことの御礼を直接伝えるとともに、大使の母国・ジョージアが収録されている新作を、ジョージア国のPRに活用していただきたいという同社の制作チームの希望により、実現した。

あいさつをするレシャバ駐日大使
あいさつをするレシャバ駐日大使

 「桃鉄」シリーズは、1988年に登場して以来、幅広い年代の人に親しまれている国民的ボードゲームで、プレーヤーは、各地を巡って物件を買い集め、総資産額を争う内容。新作(11月16日発売、税込み6930円)は、シリーズ初の球体マップを取り入れ、新たなカードの追加のほか、物件、物件駅数はシリーズ最大級となる。

  PRイベントには大使のほか、ジョージア大使館専門分析員ダビド・ゴギナシュヴィリ博士と、監修を担当した『地球の歩き方』の曽我将良氏(観光マーケティング事業部)が登壇した。 そして3人が、特別に設定したゴールの、ジョージアの首都・トリビシを目指して対戦プレイを体験した。

新作を体験する様子
新作を体験する様子

 登壇した大使は「ロングセラーの桃鉄は私も小さい頃から楽しくやっておりました。そんな桃鉄の中で母国のジョージアが登場することは、日本のみなさんにジョージアを身近に感じてもらえる機会でうれしいです」とあいさつした。

 続いて3人の対戦が始まると、桃鉄をやり慣れている大使は、特別カードを使い2人を大きく離してリードした。さらに新登場の「双発プロペラカード」を使うと一気に18マスも駒を進めてカブールに到着し、その後、ゴール目前のアルメニアの首都・エレバンに到着した。

 そして、まだ中国にいるダビド博士と曽我氏を横目に、ゴールまで1マスとなった大使がサイコロを振ると、なんとサイコロの1が出てゴールのトリビシに1番で到着して快勝する。歓喜した大使は「日本でジョージアは知名度がありませんが桃鉄をプレイすることによって場所、特産など楽しく学べます。ジョージアをプロモーションする立場としては発売が楽しみです」とコメントした。

 また、ジョージア料理のシュクメルリ屋などの物件を購入した大使は、ゲームに採用されたシュクメルリについて、「シュクメルリはにんにくを使った鶏肉料理です。日本でも松屋さんで提供されていましたので足繁く通っていました」と笑いを誘った。

新作に登場するジョージアの物件
新作に登場するジョージアの物件

 さらにインタビューで大使が着ている民族衣装について問われると、「ゲームの中にも登場するこの衣装は、今でも結婚式などめでたい機会に着ることが多いです」と述べて、さらに「日本でこれを着ると『スターウォーズ』や『風の谷のナウシカ』と言われることが多いです」と語った。

 また中学生から桃鉄をプレイしていたことを明かした大使は、「新作の副題は『地球は希望でまわってる!』ですが、世界情勢が混迷している今、ゲームの中の世界のように自由に弊害なく世界の文化が楽しめる世界だったらいいなと、新作の『希望』という言葉に共鳴しております」と平和な世界への願いを込めた。

 

「Nintendo Switch用」のソフト(C)さくまあきら (C)Konami Digital Entertainment
(C)さくまあきら (C)Konami Digital Entertainment