自転車競技者の体格や脚力、使用目的などに合わせ、ビルダー(製作者)が作り上げるオーダーメード自転車「ハンドメイドバイシクル」。各ビルダーの優れた設計力・発想力・技術により、スポーツ用自転車だけでなく、高齢者・障がい者向けの自転車、より趣味性の高い自転車などさまざまな車両が作られている。その技術を学べる専門学校も開設され、若手ビルダーも数多く登場し始めている。そんな国内のビルダーたちによって造られた自転車と斬新で独創的なパーツを多数集め展示する「ハンドメイドバイシクル展」が、2024年1月20日(土)・21日(日)に東京・北の丸公園の科学技術館で開催される。一般財団法人日本自転車普及協会 自転車文化センター(東京)主催。
39社のブランドが出展し、ハンドメイドビルダー独自の技術が施された自転車とパーツを展示。国土交通省 自転車活用推進本部・茨城県・福井県も出展し、日本を代表し世界に誇りうるサイクリングルートとして国が指定する「ナショナルサイクルルート」などを紹介する。ベアリング組み立て体験コーナーや、水なし洗車体験をプロの講師に教えてもらえる企画、ビルダーやスペシャルゲストを招いてのトークショーも予定されている。1月20日は10時~16時50分、21日は9時30分~16時30分。入場無料。トークショーの時間や内容は、ハンドメイドバイシクルのトレンドを発信するサイト「ジャパンハンドメイドバイシクルズ」。