カルチャー

福井県池田町を舞台に「弱さと生きる」映画 『渡り鳥も聴こえる』制作への支援をクラウドファンディングで募集

CF_eye_new

 「知らないところでお守りになる」をスローガンに2023年4月に発足した「クリエイティブチーム春瑠-hallu-」 (代表・監督:寺尾都麦氏)が、福井県池田町を舞台にした長編映画『渡り鳥も聴こえる』の制作に取り組んでいる。配給上映の資金調達のため、クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」で支援を募っている。目標金額は100万円(ストレッチゴール200万円)。支援の受け付けは2月12日まで。

 物語の主人公は、タクシーの乗り逃げ犯としての前科を持ちながら、東京で細々と生活する小山誠太(29)。誠太はある日、テレビから流れてきた中継リポーターの声に導かれて福井県池田町を訪れる。単身でやってきた若者の誠太を不審に思う町民をよそに、隣人の青年・清水美雪(27)は、誠太の世話を焼くようになる。なれなれしい美雪の存在を疎ましく思っていた誠太だったが、次第に打ち解け、町民にもなじんでいく。そんな中、ある小さな事件をきっかけに、2人は互いの直視しがたい“過去”へと差し向けられていく――。小山誠太役に一ノ瀬竜さん、清水美雪役に竹内啓さんと、マルチに活躍中の若手俳優2人をメインキャストに迎えている。

 撮影にあたっては、池田町の一般社団法人「うみのいえ」で「Artist In Residence」(芸術家滞在)事業を利用。キャスト・スタッフ・メンバーが池田町の暮らしをリアルに体得しながら制作を行い、2024年10月ごろの完成を見込んでいる。本編完成後は、各映画祭やコンペティションでの入選、映画館での配給上映を目指していく。

 「クリエイティブチーム春瑠-hallu-」は、東京を中心に、現在、20代のメンバー7人で物語・映像・音楽づくりを行っており、『渡り鳥も聴こえる』は4作目。今までに、長編映画『キャンバス』 (2023年2月・78分)、短編映画『風光る』 (同7月・9分) 、MV「二十一世紀少年」 (同11月・5分)を制作している。