全国から選抜された熟練技能者が「技」の日本一を競い合う「第32回技能グランプリ」(厚生労働省など主催)が、2月23日から26日まで、福岡県北九州市を中心に開かれる。
「技能グランプリ」は、全国の優れた技能を持つ一級技能士などが、年齢を問わず、技能を競い合う大会で、1981年度から開催している。
今回は西日本総合展示場(北九州市)など5会場で開催し、4部門(繊維、建設、一般製造、一般)の30職種で競技が行われ、それぞれの技能レベル日本一を競う。各都道府県から選抜された特級、一級、単一等級の技能士、計379人が参加予定だという。
競技と閉会式の様子は、会場での観覧に加え、専用ウェブサイトでライブ配信を行う。ライブ配信は、先行実施した一部職種が1月22日から。ほとんどの競技は2月24、25日に実施。成績は2月26日午後2時に厚生労働省のウェブサイトで公表される。
「技能グランプリ」は、厚労省と中央職業能力開発協会(東京都新宿区)、全国技能士会連合会(同)が、日本のものづくり産業を支える技能士の技術向上などのため開催している。