日本アニメーション(東京)がアニメーション制作・ライセンス展開を行う「未来少年コナン」の舞台化が決定した。2024年5・6月に東京芸術劇場 プレイハウスで上演されることになった。ホリプロ(東京)が主催・企画制作。東京都歴史文化財団 東京芸術劇場が共催。
1978年に宮崎駿が初監督し、2023年に放送45周年を迎えたアニメーションシリーズ「未来少年コナン」。最終戦争後の荒廃した地球を舞台に、恐れを知らない野生児コナンがなおも権力にしがみつく人間たちと戦う、胸躍る冒険アドベンチャー。地震や津波などの自然災害や、戦争、エネルギー問題などを物語に取り入れ、現代を生きる人たちの心にも刺さるテーマを冒険活劇として表現している。鳥と心を通わせる能力を持つ少女や、さまざまな飛行メカ、異変を予知する虫の大群など、この後に生み出される宮崎アニメの傑作へと受け継がれていく要素が詰まった作品。2020年にデジタルリマスター版が放送され、2022年5月から三鷹の森ジブリ美術館で企画展示「未来少年コナン」展が1年半にわたり開催されるなど、新たなファンを獲得し続けている。その「未来少年コナン」がついに舞台化される。
舞台「未来少年コナン」は、インバル・ピント氏とダビッド・マンブッフ氏がタッグを組んで演出。芝居だけでなく、ダンス、歌や音楽、美術、衣裳、照明などを巧みに操り、新しい舞台芸術作品を誕生させる。2024年5・6月の東京公演の後、ツアー公演も予定している。
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“Incredible Tide”
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