カルチャー

ビジネスマンによる生け花の展示とコンテスト アートな脳で判断力を磨く

テーマ:まぼろし

 季節や色合い、生ける花と枝葉の選択、長さや角度、そして花器まで、生け花は最初から最後まで選択と判断の繰り返しだ。優雅なアートの世界だけれど、ビジネスセンスに通じるものがある。ビジネスマンが生けた「IKEBANA」の展示とコンテスト「花響HANAYUME」(MICHALLON・東京)が、4月19~29日、東京タワー3階ギャラリーで開催される。

 最終日の29日には表彰式もある。生け花の参加条件は、志あるビジネスパーソン(定員は前期・後期、各13人)。応募・問い合わせはホームページから。参加費は無料、来場も無料だ。開催時間は9時~20時(最終日のみ16時終了)。24日9時~12時は花を生ける時間で入れない。

 2027年横浜で開催される「GREEN×EXPO2027」のプレイベント。「花響」は、経営と脳科学の勉強会で集まった異業種のメンバーが作る団体。花が響き合うようにさまざまな個性の人々を響き合わせることは、組織の運営や、目標に向けて活動するビジネスリーダーにとって重要なコンセプトだというのが出発点だ。花をいけることで、人間関係やビジネスにおいての俯瞰(ふかん)力、判断力が磨けるかもしれない。