カルチャー

切り絵作家garden氏が9年ぶりの図案集 原画の展示・販売を行う原画展も

 大人気の切り絵作家garden氏の9年ぶりのオリジナル図案集『花と動物の切り絵アルファベット』(garden著、朝日新聞出版、税込み1650円)が発売された。花と動物のモチーフを用いたかわいいアルファベットの図案を多数収録。新刊の発売を記念して7月18日(金)から開催される原画展では、原画を購入することもできる。

 切り絵を楽しむための作り方と、切り絵図案を掲載した本。動物、猫、花図鑑、花模様、蔓(つる)の筆記体、5種類のアルファベットシリーズを制作、猫の着せ替えができる図案や額装用の繊細な図案を含めると、掲載図案は過去最高の400点以上になる。

 動物や草花があしらわれた英文字や数字から文字を選んで組み合わせ、名前にしたり好きな言葉にしたり、楽しみ方はいろいろ。猫のきせかえ切り絵や、額装向きの繊細な動物図案など、「おまけ」も充実。切り絵の切り方や着彩の仕方、アレンジの仕方などの解説ページもあり、紙とカッターさえあれば初心者でも楽しめる。

 刊行記念 garden原画展は7月18日(金)~8月3日(日)、東京・杉並の書店「Title」2階ギャラリーで。

『花と動物の切り絵アルファベット』から(C)朝日新聞出版