国立博物館や文化財研究所などがつくる国立文化財機構文化財活用センターは、11月の教育・文化週間・文化財保護強調週間に合わせて11月28日(金)まで、昨年も好評だった寄付キャンペーンを実施している。各施設の対象事業に2000円以上の寄付をすると、東京・京都・奈良・九州の国立博物館所蔵の名品をモチーフとした「動く!名品カード」(全6種/ランダム・非売品)がプレゼントされる。
カードはいずれもこのキャンペーンのために製作したオリジナルデザイン。重要文化財の三代目大谷鬼次の江戸兵衛や、初代市川男女蔵の奴一平(東京国立博物館蔵、東洲斎写楽筆)などをモチーフとしている。表面に「レンチキュラー」と呼ばれる加工が施され、見る角度によって絵柄を変えたり、アニメーションのように動かしたりして楽しめる。
このキャンペーンは昨年12月に初めて実施し、国立文化財機構や所属各施設への寄付の合計件数が2023年の同月と比較して約8倍になったという。詳細は「国立文化財機構 寄附ポータルサイト」に掲載している。










