日本的な美しい風景を叙情豊かに表現し、海外では葛飾北斎・歌川広重などと並んで人気の木版画家、川瀬巴水の展示販売会「―新版画の美― 川瀬巴水 木版画展」が11月13日(木)~11月19日(水)の期間、大丸松坂屋百貨店が運営する東京のGINZA SIX「Artglorieux GALLERY OF TOKYO」で開催される。営業時間は10時30分~20時30分(初日と最終日は18時閉場)。
明治生まれの川瀬巴水は、衰退した日本の浮世絵版画を復興すべく、新しい浮世絵版画「新版画」を確立、日本各地の旅行先で写生した絵を原画として数多くの版画作品を刊行し、近代風景版画の第一人者となった。日本的な美しい風景を叙情豊かに表現した巴水は「旅情詩人」「旅の版画家」「昭和の広重」などと呼ばれ、生み出された木版画作品群は郷愁を誘い世界中の人々を魅了している。
展示会には版元の渡邊木版美術画舗の協力で、貴重な初期の作品をはじめ、巴水の魅力あふれる作品の数々が並ぶ。入場無料。










