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氷川きよし、野望は「型にとらわれないアーティスト」 「限界を突破すると次のドアに行ける感じがして」

 『信長の野望・新生』の完成発表会が20日、東京都内で行われ、本作のエンディングテーマを担当した氷川きよしが出席した。

 コーエーテクモゲームスの歴史シミュレーションゲーム「信長の野望」シリーズから、約4年ぶり16作目となるナンバリング最新作が21日から発売される。

 黄色いスーツ姿で登場した氷川は「素晴らしい作品に参加できてとてもうれしく思います。小さい頃からこのゲームは知っていたので、とても光栄なことで、それこそ“コーエー”ですね」と喜びを語った。

 エンディングテーマ「雷鳴」については、「本当に格好よくて、“こういう曲歌いたいな”と思っていたような作品。マグマがたぎるような思いで歌わせていただきたいなと思います」とコメント。

 会場で同曲を熱唱すると、「緊張しちゃいました」と苦笑しながらも、「この曲は歌うと、すごいスカッとする。(今後の)ショーのセットリストにまだ入れていなかったのですが、これも歌いたいな」とお気に入りの様子だった。

 ゲームタイトルにちなみ、「自身の野望」を尋ねられた氷川は「やりたいことは片っ端から挑戦して、型にとらわれないアーティストになる!」と回答。

 「年齢とともに時間がなくなると思っちゃうので、とにかくやりたいことはやって楽しみたい。やらないと後悔しちゃうので」と語った。

 「誰もやらないことをやりたい。自分が道を作るぐらいの気持ちで」と明かした氷川は「挑戦するときは、最初は不安でドキドキするんですけど。限界を突破すると次のドアに行ける感じがして。やってみないと分からないですから」と笑顔を見せた。

 氷川は、戦国武将のキャラクターとしてゲーム中にも登場する。完成したキャラクターイラストが披露されると、「素晴らしいデフォルメをしてくださって、原型がないぐらいきれいな顔をしてらっしゃる」と恐縮しながらも、「毛の長さはもうちょっとでこちら(イラスト)に到達するぐらいなので、頑張って伸ばします」と語った。