レトロモダンな着物ブランド「ふりふ」を展開する三松(東京)は、5月20日(月)からサンリオキャラクターズとのコラボ浴衣を販売開始する。14日、お披露目イベントが原宿の三松本社で開かれた。
![サンリオキャラクターズのコラボ浴衣](https://d10tw3woq6mt3i.cloudfront.net/wp-content/uploads/2024/05/7289c9517d7893818f33bb669f82f0f2-e1715760854663.jpg)
「ふりふ」は2024年に25周年を迎えることを記念し、同じく24年に50周年を迎える大人気キャラクターのハローキティとマイメロディ、クロミとのコラボレーションを実現させた。生地はポリエステルでしわができにくく、手入れが楽なことも特徴だという。動画を活用し、SNSでもっと美しくかわいく見せたいと思うZ世代を中心としたターゲットに訴求したい考えだ。
この日、会場では浴衣を着用したモデルが華やかな姿をお披露目。マイメロディ、クロミの2種についてはキッズサイズの浴衣も展開され、小さな浴衣を着用したキッズモデルが登場すると会場の空気が和らいだ。
![キッズサイズの浴衣(前列)も展開している](https://d10tw3woq6mt3i.cloudfront.net/wp-content/uploads/2024/05/ec7115d72f7f5d4fd8e790a242cfe854-e1715760929565.jpg)
同社のきもの・ふりふ事業部の宮澤万里氏は「ふりふはオリジナルのテキスタイルを一から企画するのが特徴です」と話す。サンリオとともに作り込んだデザイン、手頃感ある価格、生地に落とし込んだときのキャラの生かし方、バランスをとりながらコラボを実現させることはチャレンジだったと振り返った。
同事業部長の境晃氏は「新型コロナウイルス感染拡大により夏のイベントが中止になっていたが、昨年度から浴衣着用イベントが徐々に復活してきた。特にZ世代はライブやイベントなどの『推し活』でも浴衣を楽しむようになっている。コロナで楽しめなかったお客さまに思いきり浴衣を楽しんでいただきたい」といろいろな場面での着用に期待をしていた。
サンリオキャラクターズのコラボ浴衣はへこ帯とセットで、レディースが2万2000円、キッズが1万6500円(すべて税込み)。ふりふ各店舗とオンラインストアで取り扱う。