NHKで放送中の連続テレビ小説「舞いあがれ!」の新たな出演者として、11日、鶴見辰吾、八木莉可子、川島潤哉、駿河太郎、久保田磨希が発表された。
本作は、ヒロイン・岩倉舞(福原遥)が、ものづくりの町・東大阪と自然豊かな長崎・五島列島でさまざまな人々との絆を育みながら、空への憧れに向かってまい進する物語。
新キャストの5人は、舞が新たに東大阪で出会う人々として登場する。
鶴見は、重工業の国内トップクラスである「菱崎重工」の重役・荒金正人役。新人の頃、亡くなった舞の父親の浩太(高橋克典)と、長崎の職場で一緒に働いていたという役どころだ。
鶴見は、福原について「真っすぐに吸い込まれるような瞳で、岩倉舞を演じています。それに引き込まれて、周りの多くの人たちが彼女を応援してしまう。私の役もその一人です」とコメント。
また、「高橋克典さんは、幾度となく共演してきた、同い年の信頼できる俳優仲間です。おかげで、本当に克典さんのお嬢さんに接しているような感覚で演じられます。それは、この年齢まで俳優を続けてきたからこそ味わえる面白さだと感じています」と語った。
八木は、舞の幼なじみ・梅津貴司(赤楚衛二)の短歌に心を打たれる秋月史子を演じる。史子は「デラシネ」を探し出して貴司に会いに来る。苦労人で、自らも外見からは想像ができないような短歌を詠む。
朝ドラ初出演となる八木は「自分自身、普段短歌を詠んだりするので、滋賀県出身なことも含め、史子とは共通点が多くうれしかったです。芯の強さとピュアさを兼ね備えた史子を、どうか皆さまにも愛していただけたら、すごくうれしいです」とコメントを寄せた。
川島は、中堅出版社のうさんくさい短歌担当編集者のリュー北條役、駿河は、舞が大学時代に在籍した人力飛行機サークル「なにわバードマン」のOBで、東大阪市の町おこしを担当する職員・安川龍平役、久保田は、東大阪で板金加工を専門とする工場の社長・我妻花江役をそれぞれ演じる。