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ミュージカル界の実力派スター・松下優也がアミューズに所属 30代を迎えてリスタート「新しい可能性を模索していきたい」

 芸能事務所アミューズは、俳優でアーティストの松下優也が所属することを発表した。

 松下は、2008年にシングル「foolish foolish」でアーティストデビュー。2009年に映画『悲しいボーイフレンド』で俳優デビューし、同年音楽劇「黒執事」の主演・セバスチャン役で初舞台を踏み、以降もさまざまな作品に出演。2016年に出演した連続テレビ小説「べっぴんさん」(NHK)では岩佐栄輔を演じ、出演回が終わると“栄輔ロス”と言われ、お茶の間の大きな話題になった。

 近年では、卓越した歌唱力と表現力を武器に、ミュージカル「サンセット大通り」「ハウ・トゥー・サクシード」「るろうに剣心 京都編」「太平洋序曲」など、数々の話題作で唯一無二の個性を発揮。今年の10月8日から明治座で上演される音楽劇「浅草キッド」の出演も控えている。

 音楽活動では、2020年から“YOUYA”名義での活動を開始し、ファーストシングル「Ghost」、セカンドシングル「Angel」、サードシングル「Surrender」を立て続けにリリース。プロジェクトスタート時から海外のトップ制作陣で動き出したことに、業界の注目を集めた。今年6月には初のフルアルバムとなる『20230524』を引っ提げ、ビルボードライブツアーを行うなど、アーティストとしても精力的に活動している。

 そんな松下がアミューズに所属し、役者・音楽の両面から、さらに活動の幅を広げていく。

 松下のコメントは以下の通り。

 「この度、アミューズに所属することになりました。ここ数年個人で活動していく中で、これから先のキャリアで新しい可能性を模索していきたいと思うようになりました。そんな中、アミューズが制作していた舞台に出演していたこともあり、若い頃からの自分のことをよく知ってくださっているスタッフさんもいるアミューズに、ご縁があり所属することになりました。30代を迎えてからのリスタートになりますが、これから先どうなっていくんだろうとワクワクしています。いつも応援してくださっているファンの皆さんはとてもびっくりしていると思いますが、これからの松下優也にも期待していてほしいです。よろしくお願いいたします。」

 30代を迎え、役者・音楽共に、さらなる飛躍を遂げるべく、新しい一歩を踏み出した松下の活動に注目したい。

Ⓒ Tim Gallo / 株式会社アミューズ