日曜劇場「アンチヒーロー」第2話最速試写会・スペシャル舞台あいさつが15日、東京都内で行われ、出演者の長谷川博己、北村匠海、堀田真由、大島優子、林泰文、岩田剛典、木村佳乃、野村萬斎が登壇した。
本作は、弁護士ドラマの枠組みを超え、“正義とは果たして何なのか?”“世の中の悪とされていることは、本当に悪いことなのか?”を問い掛ける逆転パラドックスエンターテインメント。殺人犯をも無罪にしてしまうアンチな弁護士・明墨正樹を長谷川が演じる。
14日の第1話の放送前には役名も明かされず謎に包まれていたが、長谷川は「昨日1話が放送されてすごくホッとしています。いろいろなことを話したいんですけど、しゃべると怒られてしまうのでなかなかお話できず…。でも、今までで一番、友人とかにも反響があって、『とても面白かった』と言ってくれたりしたので、すごいなと」と語った。
一方、北村が「続々と考察がいろいろと出ている中で、しめしめと思いながら、『考察しろ!』と思いながら見ています」と語ると、堀田も「昨日リアルタイムで見ていて、考察を見ながら、『ほほー、ちゃうのにな』とか思いながら見ていたのですが、1話はいろいろと今後の展開のヒントとなることがちりばめられていて、その点と点が回を増すごとにつながっていくので、今後も引き続き見ていただきたいです」と語った。
1話では冒頭から3分半の接見室でのシーンが話題となった。接見室で長谷川と対峙(たいじ)した容疑者役の岩田は「オンエアが終わった後、友人から『やったの? やってないの?』とすごく聞かれました。『もうちょっと待ってくれ』とだけ言わせてもらいました」と明かした。
また、SNS上では役名の名字に色を表す漢字が入っていることが話題に。この日司会を務めたTBSの南後杏子アナウンサーが、本作のテーマカラーが至極色という濃い紫色であることを説明した上で、明墨正樹(長谷川)、赤峰柊斗(北村)、紫ノ宮飛鳥(堀田)の墨色・赤色・紫色が合わさった色が至極色になるという役名に隠された秘密を明かした。
すると萬斎が「戦隊物ってことですか?」と反応。即座に北村が「戦隊物です」と言い切り、今後の展開に含みを持たせた。