山下智久が主演するドラマ「ブルーモーメント」(フジテレビ系)の第8話が、12日に放送された。(※以下、ネタバレあり)
本作は、同名コミックが原作。 内閣府直属チームSDM(特別災害対策本部)気象班統括責任者・晴原柑九朗(通称ハルカン、山下)は、現場で感じた生の天気から膨大な気象情報を多角的に考察し、一手先を読む力を持つ気象学の天才。気象災害で人命を守るため、命がけで救助に立ち向かうSDMメンバーの奮闘物語。
上野香澄(平岩紙)は、晴原をかばって土石流に巻き込まれた。晴原が目を覚ますと、丸山ひかる(仁村紗和)が5年前の関東南部豪雨で何があったのかを語り始める。
5年前、園部灯(本田翼)は、上野の息子・海斗(石塚陸翔)が危険区域に取り残されていたことを知ると、上野の代わりに救助へ向う。そして海斗と共に避難したのだが、灯は、海斗をかばって亡くなったことを明かす。
3カ月後、SDMは活動停止となっていた。そんな中、テレビのお天気コーナーには気象予報士の試験に合格した雲田彩(出口夏希)が出演し、晴原は研究に没頭していた。
園部優吾(水上恒司)たちは、心配して晴原のもとへ訪れるが、晴原はSDMに対して後ろ向きになっていた。そんな中、彩の気象解析により危険な雷を予測する。その後、SDM本部に突然、海斗がやってくる。
海斗の思いを知った晴原たちは、現場に向かうと雷の解析を始める。すると、晴原は避難を呼びかけるためテレビ局プロデューサー・藤村(田中圭)に連絡をする。そんな中、藤村のもとに政治家・新島元樹(伊藤英明)が現れる。
放送終了後、SNS上には、「泣くわ、上野さんが海斗くんに送ったメッセージ」「灯や上野の死を乗り越えて、晴原はまた強くなった」「海斗くんの味方、頼れる存在となる…。心が締めつけられる回だった」などの感想が投稿された。
また、ラストに登場した新島には、「伊藤英明、ただの良い政治家じゃ収まらない感じうまい」「大丈夫。彼も海猿、分かってくれる」「おとなしく引き下がり過ぎだし、何か裏がある思っていたら、やはりくせ者だった」といった声が寄せられた。