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“MOJOプロジェクト”第2弾、ミュージカル「どろんぱ」に ミュージカル界の実力派2人、小池徹平と屋比久知奈が出演決定

 上演の発表がされていた、末満健一のオリジナルミュージカル“MOJOプロジェクト”の第2弾、ミュージカル「どろんぱ」の出演者が決定した。

 日本発のオリジナルミュージカルを世界へ発信するMOJOプロジェクト。その第2弾は、日本独自の文化とされる“妖怪”を題材にして、“親子の愛と死の物語”を描く。

 MOJOプロジェクト(Musicals of Japan Origin project)は、“日本発のオリジナルミュージカルを世界へ”をテーマに、ワタナベエンターテインメントと劇作家・末満健一がタッグを組んで立ち上げたプロジェクト。その第1弾作品となった「イザボー」(2024年)は、フランス王妃イザボー・ド・バヴィエールの波乱に満ちた生涯を壮大なスケールで描き、その重厚なドラマと緻密な音楽性で多くの観客の心をつかんだ。

 そして待望の第2弾となる「どろんぱ」は、日本独自の文化の“妖怪”を末満ならではの耽美で幻想的な世界の中に生き生きと立ち上がらせる。まるで異世界に飛び込んだかのようなファンタジー、その一方で真に描くのは“普遍的な親子の愛と死の物語”。末満の考える死生観が投影された、はかなくも美しい物語がここに誕生する。日本ならではの美しさ、どこか懐かしくも摩訶不思議な世界、そして個性豊かな妖怪たちによって紡がれる新作オリジナルミュージカルとなる。

 本作の作詞には、これまでリリースした楽曲は2800曲を超え、近年では海外ミュージカルの訳詞や劇団☆新感線の作詞のほか、「SONG WRITERS」をはじめとするオリジナル戯曲では作・作詞・音楽プロデュースを手掛けるなど、舞台での活躍も目覚ましい森雪之丞。作曲・編曲・音楽監督には、舞台「千と千尋の神隠し」の音楽監督・指揮を務めるなど、繊細かつ壮大なオーケストレーションに定評のある深澤恵梨香を迎える。

 注目のキャストの発表。主演は、2016年にミュージカル「1789-バスティーユの恋人たち-」「キンキーブーツ」で演技・歌唱力を高く評価され第42回菊田一夫演劇賞を受賞、数々の話題作に出演する実力派俳優の小池徹平。共演には、2017年公開のディズニー・アニメーション映画『モアナと伝説の海』でヒロイン・モアナ役の日本語版声優に抜擢されたことで一躍注目を浴び、次世代のミュージカルスターとして頭角を現す屋比久知奈が決まった。

 末満作品初参加の2人が演じるのは、神隠しで行方知れずとなった娘を捜すため、神隠しの伝承が残るとある森に迷い込む夫婦。幻想的な世界に誘われ、そこで彼らが目にするものとは一体…。

 小池と屋比久、ミュージカル界で高い実力を持つ二人が夫婦役に挑戦する。

 なお、全キャストは後日発表される。詳細は、公式サイトから。