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後悔が残るのは「一緒の時間の過ごし方」 ペットロスに関する調査

 ペットロスは、どのような症状・状態として現れましたか?

 人間の家族同様、一緒に暮らす動物たちを亡くす心の痛みははかり知れない。「ペットロスに関する調査」(アイペット損害保険・東京)によると、ペットと後悔なくお別れできた飼い主の多くは、「十分に一緒の時間を過ごすことができた」ことを理由に挙げている。ふだんから一緒に過ごす時間の大切さが身にしみる結果だ。

 犬や猫を亡くした経験があり、現在はペットと一緒に暮らしていない1000人を対象に、9月5~8日に調査を実施。ペットを家族だと考えている人は8割にのぼり、ペットを亡くした際に「ペットロス」になった飼い主は6割。「突然悲しくなり涙がとまらなくなった」(60.3%)という人が多く、「疲労感や虚脱感、無気力、めまい」「眠れない」「食欲不振、過食」など、多様な症状・状態に見舞われている。

あなたにとってペッとはどのような存在でしたか?

ご自身や家族、同居人は「ペットロス」になりましたか?

ペットロスは、どのような症状・状態として現れましたか?

 この悲しみを癒すきっかけとなるのは、「ペットを悼む気持ちを肯定する」(43.5%)ことで、ペットの死を悼み、悲しみを肯定することで乗り越えようとする人が多い。「ペットの遺品を整理する」や「家族や友人など犬・猫とお別れした経験を持つ人と悲しみを共有する」なども挙がった。

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 ペットとの別れに後悔を感じている人は6割。「もっと何かできたのではという漠然とした思い」「一緒の時間の過ごし方」が多い。逆に後悔なくお別れできた人の66.5%は「十分に一緒の時間を過ごすことができた」ことを理由に挙げている。

亡くなったペットに対して、後悔したこと・後悔していることは何ですか