もうすぐ9月1日。この日は防災の日として知られているが、忘れたころにやってくるのが天災だ。元旦の能登半島地震をはじめ、近年は地震や豪雨などの自然災害が多発しており、火災保険で対応する事故のうち6割の原因を自然災害が占めるようになっているという。そうした中、ジェイアイ傷害火災保険(東京)は、防災の日にあわせて各地域・年代の人々に「不安に思う災害」についてアンケートを実施した。
調査期間は、7月4日~7月7日。20代~60代各200人を北海道、東北、北関東・甲信、南関東、北陸、東海、近畿、中国、四国、九州・沖縄の全国10地域において人口比で設定し、1000人が回答した。
調査によると、不安に思う災害(複数回答)に関しては、88.9%とダントツで地震がトップになった。2位は47.1%で風災(台風、暴風、竜巻)、3位は38.2%で水災(洪水、高潮、豪雨、土砂崩れなど)だった。災害で失うことに不安を感じる1位は「自身の生命や健康」、僅差で「家族・知人の生命や健康」、「家・家財・車などの財産」が2位、3位という結果に。防災の取り組み1位は「食料や飲料水などの備蓄」、入手したい情報1位は「家族・同僚・知人の安否確認方法」となっている。