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年齢が高くなるとエイジング効果を求める傾向 美白化粧品ヘビーユーザー聞いた意識調査

 

 白い肌に憧れる女性は多いが、美白化粧品に対してはどのように思っているのだろうか? 化粧品原料等を製造する丸善製薬(広島県尾道市)が美白化粧品のヘビーユーザーに対して実施した調査結果によると、美白ケア効果のある化粧水を購入・使用する際に美白ケア効果にプラスしてあると良いと思う効果に関し、年代によって求めるものが異なっていることがわかった。

 20歳以上の女性1万2796人を対象に美白化粧品の使用動向などに関する一次調査を行い、年間を通して、同一ブランドの美白化粧水を使用する消費者をスクリーニングし、そこにマッチした594人を回答者とした。実施時期は9月。

 消費者が具体的に求めているプラス効果として、20代では「ニキビ・吹き出物対策」、30代では「毛穴目立ち対策」、40代以降ではいずれの世代でも「ハリ・弾力・たるみ対策」が最も多い回答となった。40代以降では「シワ対策」がいずれの世代でも2位となっており、年齢が高くなると「エイジングケア」効果と美白効果を両立させた化粧水に対するニーズが高くなっている。

 一方、冬に美白ケア効果のある化粧水を使用していて、感じたことのある肌トラブルについて聞くと、いずれの世代においても「肌が乾燥する・しやすくなった」とする回答が最も多く20~30%台で推移した。20代、30代では「肌荒れする・しやすくなった」「敏感肌症状(かゆみ、ピリピリ感など)を感じる・感じやすくなった」、40代以降では「シワが目立つ・目立ちやすくなった 」が多い。