結婚式・披露宴の招待状が来て、どうしても行くことができず、気まずい思いをした経験はないだろうか? そんな人には、LINEでできる式場探し『トキハナ』を運営するトキハナ(東京)が実施した調査の結果が慰めになりそうだ。20〜40代の654人を対象としたサンプリング調査(調査期間は9月2日〜9月9日)では、結婚式の招待状を受け取り、不参加を選んだ131人のうち75.6%が「不参加を選ぶ際に気まずさを感じた」と回答。その一方で、招待側として不参加の返信を受け取った119人では、38.7%が「特に何も感じない」、53.8%が「仕方ない」と回答。不参加の返信に対してそれほど気にしていない人が多数派となった。
「結婚式に招待されたら参加しなければいけない」という風潮があるものの、全体の約4割の人が「招待されたけど参加しなかったことがある」という。先に記したように、気まずさを感じる人が多いが、87.8%の人が「実際に不参加で返信をしても、その後の人間関係は特に変わらなかった」としており、不参加でも気にする必要はなさそうだ。
「結婚式のシステムが招待状にとらわれず、誰でも気軽に誘ってもいいもの(※呼びたくない人が来たら断れる)だったら、もっと多くの人にお祝いしてもらいたかったか?」という設問には、回答者の3分の2が「そう思う・どちらかといえばそう思う」と回答。ゲスト数の調整等が必要なければもっと多くの人にお祝いしてもらいたいという声が多い。これからの結婚式は、招待する側は迷ったら誘う、招待される側は無理をせずに断るといった、より柔軟な姿勢で行ってもいいのかもしれない。