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夏休みの“お弁当マラソン”も楽々完走 「学童弁当」30日分の献立が載ったレシピ本

 お弁当作りは大変。でも作ることと同じくらい大変なのが献立を考えること。特にさめてもおいしいお弁当のおかずとなるとさらに限られて頭を悩ませる。そこで『学童弁当 月~金の5日間×6週間、30日分のマラソンレシピ』(野上優佳子著、小学館クリエイティブ、税込み1540円)が発売された。日常のお弁当作りはもちろん、これで夏休みの“学童弁当”も乗り切れそうだ。

 基本は「ごはん+主菜(肉や魚)+副菜(野菜)」の3品。さらに「水曜はパン」「金曜は麺」など、ルーティンを決めてしまえば献立づくりが楽になる。そしてお弁当に全部の栄養を100点満点で詰めこまなくても、1日3食でバランスが取れれば問題ないから、お弁当には「盛りこみすぎず、がんばりすぎない」のが大切だ。時間がなければ市販の冷凍食品やおそうざいも活用。衛生面、安全面にはしっかり気を配って作る。小学生の子どもが喜ぶお弁当レシピが30個あれば、鬼に金棒だ。

 

 筆者の野上優佳子氏。中学生のころから35年以上お弁当をつくり続け、使ったお弁当箱は400個以上