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世界の気候危機のためにいま私たちができることは? パルシステムがオンライン企画参加者募集中

 パルシステム連合会(東京)は12月5日(金)の10時30分から12時まで、世界の気候変動問題を考えるオンラインイベント「ブラジルで話し合われた気候変動のはなし―COP(コップ)30リポート―」を開催する。地球規模で求められる環境問題への対応を共に考える企画。参加費無料。

 ゲストとして登壇するのは環境NGO「FoEJapan」(東京)で開発金融・環境問題を担当する長田大輝さんと、元アメリカ副大統領のアル・ゴア氏が創設した気候変動対策団体「クライメート・リアリティ・プロジェクト(CRP)」の豊吉里菜さん。2人は11月10日から21日にブラジルで開催された気候変動対策を議論する国際会議「COP30」に合わせ現地入りし、会議に合わせたさまざまな企画やイベントに参加した。世界各国の国や地域から集まった人々が、気候危機について情報を交換し議論を交わした様子を報告する。

 さらに、世界一周の船旅をはじめ国際交流の船旅をコーディネートする「国際交流NGOピースボート」(東京)から、ピースボートで実施している「海洋・気候ユースアンバサダープログラム」での活動を動画で紹介する。プログラムに参加する島国の若者たちから、気候危機による暮らしへの影響を聞き、感じたことを伝える。

 参加希望者は専用フォームから申し込む。締め切りは11月30日(日)。当日の視聴が難しくても、申し込みをすれば後日配信のアーカイブを視聴できる。

  パルシステムグループは2023年、環境・エネルギー政策を策定し、「脱炭素社会」「循環型社会」「自然共生社会」の実現を目指している。2025年4月には、地球温暖化の防止と生物多様性の保全に向けて「パルシステム ネイチャーポジティブ宣言」を発表。自然の恵みを将来にわたり受け取れるよう、環境への配慮を大切にする多様な活動を利用者とともに実践していくとしている。2025年度は「Thanks Earth!~地球のために今できるアクション」をキャッチフレーズに、各組織で清掃活動や食品ロス削減の呼びかけなどを展開している。