振り返りノートアプリ「Stockr(ストッカー)」を提供するビルディット(東京)は、同アプリのコアユーザー層である20代・30代の1889人が、2025年5月1日〜10月23日の期間にアプリ内で設定した「理想の自分(ビジョン)」についてのデータを集計した。
ストッカーは、「振り返り」を通じて自己理解を深め、自信と成長を育むアプリ。日々の思考や感情を記録する「ストック機能」、過去の記録から気づきを得る「再発見機能」、AIがサポートする「ビジョン設定コーチング」「AIコメント」「価値観診断」などを通じて、自己理解と自信の積み上げを支援する。
今回の集計から、20~30代の若手子育て世代がライフステージや男女間でどのような価値観の変化や意識差があるかを分析。その結果、30代男性の30.1%、30代女性の31.6%が「家族との関係」を理想像のトップに挙げていた。20代では男女ともに「内面の成長」がトップだったが、男性の「家族との関係」は20代の21.6%から30代では30.1%と、8.5%増加していた。
一方、30代女性は「心の安定」を重視する割合が25.7%と、20代(19.2%)から6.5ポイント上昇。約4人に1人が心の安定を求めており、仕事・育児・家事の負担が重なる30代女性の現状を反映していた。30代男性は「家族との関係」がトップだったが、「キャリア・目標達成」も25.8%と高水準となり、仕事と家庭の両立を模索する姿勢がうかがえる。20代から30代にかけて「理想の自分像」が大きく変化。30代になると男女ともに「家族との関係」を最重視するようになる点は共通しているが、男女間で微妙な意識の違いがあるようだ。










