物価高だけれどお年玉はどうなる？ 2026年お年玉に関する実態調査

　もうすぐお正月。自分や親せきの子どもたちにお年玉の準備をしている人も多いだろう。紙製品・化成品メーカーのマルアイ（山梨県市川三郷町）は、20代以上の男女2405人を対象に「2026年お年玉に関する実態調査」を実施した。調査期間は11月25日〜11月26日。

　それによると、「来年2026年のお正月にお年玉をあげるか」との問いに、全体の約4割(40.4％)の604人が「あげる」と回答。その604人を対象に、お年玉に関して聞き取りを行った。あげる予定の人数は平均3人で、相手は自分や親戚の子ども、孫など、子どもで、金額は相手が子どもでも大人でも1000円台から4000円台が主流だった。

　あげる額を今年と比較すると、1000円未満は16.7%と昨年より2.4%上昇、1000円台〜4000円台が45.5%と3.6%低下、5000円台〜9000円台は21.1%と5.2%上昇、1万円台から4万円以上が16.7%と4.0%低下している。

 　あげる予定のお年玉の総額を今年と比較すると「変わらない」と答えた人が59.9%と最多。物価高をを反映しているのか「増える」回答も21.2%あった。

　キャッシュレスが進行した時代でも、お年玉の渡し方については、現金をぽち袋に入れて手渡すスタイルが約8割で、電子マネーでの送金はわずか4％。昔ながらの現金手渡しが多数を占めた。また、2

　 「お年玉は、いつまであげるものだと思うか」との問いには「高校卒業まで」が34.6%と最多。。以下、「短大・大学・専門学校生まで」が18.2%、「社会人になるまで」が15.9%だった。