任意業界団体のモバイルコンピューティング推進コンソーシアム(以下「MCPC」・東京)は、夏場に高まるモバイルバッテリーのリスクについて分かりやすく伝える安全啓発ページを公開した。
MCPCによると、外気温29.4度の環境でも、直射日光や密閉状態などの条件が重なると、短時間に大きな温度上昇が生じることが確認されたという。例えば直射日光が当たる窓際では、30分で最大約56度まで上昇し、直射日光下のバッグ内では、内部端末が最大約52.3度まで上昇、バッグ外側も約60度まで上昇が見られた。
高温状態では、電池内部の反応が進みやすくなり、電池の劣化や膨張、発熱、発煙・発火などのリスクにつながりやすい。特にバッグやポーチの中など熱がこもりやすい環境では、外から見えにくいまま温度が上がる点に注意が必要だという。
MCPCは、業界の枠を超えたモバイルコンピューティングの普及促進を目的に、1997年に発足した。スマートフォンなどのUSB充電インタフェース安全設計ガイドライン、モバイル機器安全設計ガイドラインのほか、多数の標準化活動を推進している。このほど、モバイルバッテリーの日常利用シーンで起こり得るリスクについて、気づきを促す新ロゴとキャッチフレーズを決定した。今後も、業界向けのガイドライン運用に加え、利用者への安全啓発を継続的に実施していきたいとしている。








